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星空と缶ビールと猫
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作詞 光陽 |
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公園のベンチに腰かけ
冬の星座を見上げてみる
缶ビールの冷たさを
胃袋に流しながら
ジャングルジムの陰から猫が
僕の様子を盗み見てる
ビー玉のような目を
暗闇に光らせて
おまえも今の僕と同じで
ひとりぼっちなんだね
星空の下 ビールといっしょに
失恋の苦味 飲み込んでも
ため息がまたひとつ 白くなるだけさ
たった一本の缶ビールで
なんだか酔っぱらったみたいだ
オリオン座が回ってる
メリーゴーランドのようさ
ゴミ箱に投げた空き缶が
外れてコロコロ転がってく
近くにいた のら猫が
びっくりして逃げていった
驚かすつもりはなかったのに
どこか行ってしまったよ
星空の下 夜風に吹かれて
失恋の痛み 冷ましても
君と過ごした日々を思い出すばかり
「みゅー」って鳴きマネしてみたけど
もう戻ってこないね
星空の下 ひとりごと言って
失恋の辛さ 慰めても
新しい恋はしばらく出来そうもないよ
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