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灰になった親友
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作詞 虚無虚無プリン |
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今日の朝君の訃を聞いた 半信半疑で聞いていたが
やっぱり何だか心配になって 疑心暗鬼のまま向かいました
そこにはたくさんの人がいて 真っ黒な服がたくさん見えて
死装束の君の顔が やけにくっきりと目に焼きついた
崩れた顔が まだ離れない
嗚呼 灰になる前の親友は 今にも笑い出しそうだった
昔の君とちっとも変わらない 変わったのは温もりだけ
真っ白な顔の君は 今にも雪のように溶けそうだった
このままここに僕がいたら 君は目を開けてくれそうだった
爛れた顔が 脳裏に浮かぶ
嗚呼 灰になる前の親友が 二十四時間後の奇跡を受けて
焼け爛れて窓を叩く姿 涙の奥に焼きついている
嗚呼 灰になった親友は 二度とあの顔を見せやしない
チリチリになった君の欠片 君はもうこの世にいない
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