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10年前のあの夏
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作詞 七星北斗 |
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今年で21歳の僕
仕事もそこそこ慣れてきて
尊敬する先輩にも
頼られて
今年の夏も
暑くなりそうだなと
眉をしかめて
今朝届いたチラシを
物色し
見慣れない封筒に
気付いたんだ
手紙の主はアイツから
約束の日の場所で
待ってるから
約束何かしたかなと
たまにはズル休みも
してみるか
田舎に帰るのも良いかもな
バスに揺られ
澄んだ空気
五月蝿い蝉の声
足が向く方へ
歩いたら
僕らの秘密基地で
出会ったんだ
懐かしさが込み上げて
お互いに
笑い会ったんだ
君の笑顔は
変わらないままだと
ホッとしたんだ
君は約束の場所へ
行こうと
あの丘の神社へ
君は無言で
約束の場所まで歩いた
君は突然上を指差す
飛行機雲が見える
懐かしい景色
またなって別れた
夏の日ことだった
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