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冬の変奏曲
作詞 あかさてな
色付いていた木々が
其の葉をハラハラと落とし
秋の終わりを告げると
いよいよ季節は冬へと
移り変わって行く
朝早く初霜の降りる寒さに目覚め
吐く息は靄の様に白く
鈍色の空からはちらほらと
雪の結晶が舞い降りて来て
冬の魔女(カリアッハ・ヴェーラ)が其の青白い衣を
閃かせながら冷たい息吹を
あちらこちらに吹き掛けると
辺り一面雪の結晶に覆われる
様々な形をした雪の結晶を
手袋をした手で掬い捕れば
あれよあれよと融けて行く
一つとして同じ形の無い雪の結晶を
見詰める事が出来れば
其の雪の結晶達が奏でる変奏曲を
聴く事が出来るだろうか
そんなメランコリックな
気持ちに心を揺さ振られながら
冬の訪れに何故だか
弾む心を抑えきれないで居る
きっと冬には色々なイベントが
目白押しだからだろうか
今年の冬も白い季節に衣替えしたなら
きっとウキウキワクワクを
抑えきれずに心弾む冬に成るだろう

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 冬の変奏曲
公開日 2019/12/05
ジャンル 詩(ポエム)
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