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Noc upírov〜吸血鬼の夜〜
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作詞 あかさてな |
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今宵も恐るべき者が
夜の巷を徘徊する
其の者の名は吸血鬼
墓穴から這い出て
温かな人の生き血を求める
獲物を見定めると
静かに忍び寄り
其の首筋に牙を立てる
そして流れ出る温かな生き血を
思う存分飲み尽くす
生き血を吸い尽くし
干からびた獲物を無造作に投げ捨てると
陽が昇る前に墓穴に戻り
柩の蓋を締め眠りに就く
そんな吸血鬼にとって
極上の獲物はうら若き生娘
生娘の生き血は吸血鬼の寿命を
どんな者の生き血よりも永らえさせる
ならば此の悍ましき生き物を
殺めねば為らない
身動きできね昼に
其の墓を暴き白木の杭を持て
心臓に一突き貫いて
聖水を浴びせ陽の光に曝して
其の邪なる命を絶たねば為らぬ
若しも失敗すれば吸血鬼は
新鮮な生き血を浴びて
再び甦らんとする
そして夜の惨劇がまたしても
其の幕を開けんとする
おお、父なる神と其の子足る救世主(メシア)よ
何卒我等を此の悪しき者より護り給え
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