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ひとりぼっちの時間旅行
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作詞 安出 仙 |
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1.懐かしい公園の 階段を上がれば
海まで見渡せる 小高い並木道
本当は終点まで 行くはずだったのに
ブザーを押してバスを 降りてしまったの
紺色のコートを着て
あなたの横にいたわ
私だけの思い出
あなたはもう 忘れている
何故 涙流れるの
時間が流れただけ
ただそれだけなのに
2.あの日もこんなふうに 曇り空だったわ
何気なく見上げる 瞳のぞきたくて
あなた風邪気味の声 寒そうに肩を上げて
一緒に待ってくれた バス遅いねって
つらかったはずの日々も
優しくしか見えない
私だけを支えて
あなたはもう 歩いている
何故 涙流れるの
やりなおしたいことも
何もないはずなのに
小枝のすき間を風が
冷たく吹き抜けてく
私だけを残して
あなたはもう いないのね
何故 涙流れるの
ひとりぼっちの時は
やさしい時間旅行
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