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のどかな休日
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作詞 車崎計史 |
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転がり落ちていく坂道
寝癖をつけて駆けてった
朝日を背に伸びる影は
何故だか大きく見えたんだ
いつも着ている不恰好な服が
いつの間にかカッコよくなって
いくつになっても目の輝きは、あせることなくギラギラしていた
ハツラツとした子供たちの元気な声が
殺伐とした僕の心に勇気を与えたんだ
どうでもいいことに躍起になって
どんなことにも本気になる
もどかしさに苛まれていた日常を
生温かい風が吹き消して
のどかな田舎道は僕の帰りを待ってくれてるようだった
つかの間の休日を満喫し
うたた寝を繰り返し
時間だけを浪費することに満足していた
忘れかけていた平凡に思わず笑みがこぼれたんだ
どうやって一日を過ごそうかと思案して
どうすれば疲れを癒せるかと自問する
どうでもよくなってひたすら野原を駆け抜けた
ドキドキしたいと童心に帰ってみれば
時々我に帰る自分に恥ずかしくなる
どうでもいいことに意地になって
どんなことにも本気(マジ)になる
懐かしい温もりに包まれたなら
夜風を感じるのも悪くない
のどかな田舎道は僕を導いてくれるようだった
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