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ごめんね。
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作詞 叶音56 |
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言ってしまった 僕のずっと閉じ込めてきた
この気持ちを 君は少し困ったように笑った
消したくて 葬ってしまいたかった
「もう少し待ってて」
夢を見ていたの 君のとなりを歩く夢
2人同じ気持ちで
繋いだ手に気が散ってしまう
煩く鳴る鼓動で
優しい声も聞こえなかった
君を見ていたの 僕より少し背の高い君
並んだ影が伸びて
コンクリートに僕らを映した
眩しい夕日で
君の顔も見えなかった
知ってしまった 君の真っ直ぐ見つめている
その先にいたのは 僕じゃなかったんだ
やめてって 僕を見て欲しいって
それだけなんだよ
「ねぇ、どうして?」
歌をつくってたの 君のことを描いた歌
片方の気持ちしか
分からないから完成はしない
エンドロールが
流れていることは気づいていた
君が言ってたの その言葉を信じていた
季節は巡っていく
桜が散って虚しくなった
占いに身を委ね
僕はついに勇気を振り上げる
言ってしまった 僕のずっと溜め込んできた
この愛を 君は少し困ったように笑った
君が悪いよ 悲しくなって
期待してしまった
「ごめんね」
時が止まった
溺れる前に救い出してほしかった
ずっと待っていた
涙すら溢れることなんてなかった
あの時から想ってた
ひたむきにただ真っ直ぐに君のことを 君のことを
言ってしまった 僕のずっと閉じ込めてきた
この気持ち 君に溺れてしまう前に
消してしまいたかったのに
その言葉に 足を取られて 沈んでいく
言ってしまった 僕のずっと溜め込んできた
この愛を 君は少し困ったように笑った
もう僕の瞳を見ることは無かった
告げた 「ごめんね。」
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