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イヤホン
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作詞 Takct |
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なんとなく目が合って
なんとなく逸らした
そこまでは良いんだけど
脈ありなのが気づかれないように
イヤホンを耳に突っ込んだ
なのに
聴こえてきた曲は君のお気に入り
離れないみたいだ
君の声が
こんな痛い感情じゃ
君は嫌かもしれないけれど
誰が推しだとか
誰に推されたいだとか
そこまでは気にしない
でも誰が好きなのかだけは
気になってしまうんだ
でもさ
奇跡以外のなんでもなければ
あり得ないみたいだ
好きな人なんて
こんな痛い僕ならば
君は別の人を好むだろうか
ハマってる曲はいつも気まぐれ
とか言ってはいるけど
全部君のおすすめだったり
「何聴いてるの?」って
イヤホンを無理やり抜かれるなんて
事もないだろうな
つまりは
いつも君を想っていたわけで
離れないみたいだ
君の笑顔が
こんな痛いラブソング
君は好きじゃないかもだけど
そんな君が好きなんだろう
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