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逆再生
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作詞 らす |
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君が泣いて縋ったものは遠く遠く
君が泣いて縋ったものは遠く遠く
君が泣いて縋ったものは遠く遠く
君が泣いて縋ったものは
色違いで左右する社会の裏側に欺く
感傷した傷口に塩を塗り込むようなそんな感情
快楽的物質を滲み出して世界を恨む
閉鎖された空間で何もかも自暴自棄になりそうで
愛唱を奏でる喉笛を破壊するまで叫んで泣いた
転落していく不当価値の音を奏でよう
落ち着いた頃には後悔するようにそう仕向けよう
とした君をまた逆再生
君が泣いて縋ったものは遠く遠く
君が泣いて縋ったものは遠く遠く
君が泣いて縋ったものは遠く遠く
君が泣いて縋ったものはもう
赤色のバックに沈んだ光景
意気消沈に黙った夕日に照らされた君の面影を
ゴミ箱に丸めて捨てた
寝ぼけ眼で段差に躓き転がり込んだ朝日の重声
縷縷に這う月曜日の始まり
エンドレスに続く鬱の道
交差点からの分岐点に嘯く標識
「止まれ」の標し
だけど何も知らない君は立ち止まる事のないまま
下り坂
挙げ句の果てに断崖絶壁
堕ちていく
君が泣いて縋ったものは遠く遠く
君が泣いて縋ったものは遠く遠く
君が泣いて縋ったものは遠く遠く
君が泣いて縋ったものはもう
「結局生きてたって辛いだけ」
が口癖になってしまった
「もう楽になりたい」
が時折口笛の様に吐き出す
「幸せになりたい」
君の望む幸せはなんなのか
「幸せになりたい」
君はまだ大丈夫
大丈夫
大丈夫
君が泣いて縋ったものは遠く遠く
君が泣いて縋ったものは遠く遠く
君が泣いて縋ったものは遠く遠く
君が泣いて縋ったものはもう
君が朽ちて実ったものは多く多く
君が朽ちて育ったものは多く多く
君が朽ちて光ったものは多く多く
君が朽ちて縋ったものは
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