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道連れて道連れて
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作詞 brother sisters |
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ここは野晒しの大都会TOKYO
うらぶれて闊歩する道楽者たち
悪銭身につかず なだれ崩れてゆく
荒廃を悦して流れたのは番外地
険しい通りに世は情けとは笑止千万
私たちにはお誂え向きね よしなにしてよ因果の鎖
ともに奈落へ落ちて生きましょう
道すがらの旅路は青春拾八切符で
ほんのちょっと底まで 道連れて道連れて
君は可愛さ余って憎さ百倍
死んでしまえば花実など咲くものか
縁は異なもの味なものだけど
君とのこの恋は薬九層倍
落とし前は手ずからながらのギヴアンドテイク
許されるなら呉越同舟 三途の川を渡ってゆけ
恣(ほしいまま)にしていた 丑三ツ刻の夜
ここで会ったが百年目 ご覚悟を召されて正念場
年貢の納め時よ ああ南無三
二人こうして手を繋ぐことが臨界点ね
結ばれては口付けのたび息の根を止める
共倒れだって地獄の沙汰だと狂喜乱舞
赤は血の色 白は骨の色 切っても切れない
君がそうなら私もそうよ 生けるとこまで生きましょう
ともに契り交わして 縁結び
痛み分けの絆は誰よりも深くて 強くて
ほんのちょっと涙が滲みてしまうけど
ともに奈落へ落ちて生きましょう
道すがらの旅路は青春拾八切符で
ほんのちょっと底まで 道連れて道連れて
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