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薔薇の華
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作詞 brother sisters |
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たまには君からキスをして
息もできないほど熱いのを
燃え盛る薔薇より真っ紅になって
夜空を焦がして星になりましょう
情熱の果てで咲かしましょう
少し傾く三日月が浮かぶ
まるで怪しさを秘めた笑顔みたいだ
笑い声まで響いてきそうな
静まり帰った街の足音たち
月光に見降ろされたステージで
君を舞台に呼んだ夜のワルツ
たまには君からキスをして
息もできないほど熱いのを
燃え盛る薔薇より真っ紅になって
夜空を焦がして星になりましょう
情熱の果てで咲かしましょう
その細くて柔い棘の数だけ
誰かを優しく傷つけてきたのか
過去を持て囃すのはやめにしよう
だけど君の唇は魔性の色
都合のいい結果を招いたって
最後に笑うのはいつだって君
今さらになって愛したって
花びらは力なく散ってゆくの
恋の芽に生まれた蕾だった頃の
まだ可憐だった君
後戻りできないのは知っている
僕は独り砂漠に取り残されて
血の一滴も渇いてしまいそうな
凄惨な街の在りようにただ月を眺め
君を思い慕い深く祈るだけ
たまには君からキスをして
息もできないほど熱いのを
燃え盛る薔薇より真っ紅になって
夜空を焦がして星になりましょう
情熱の果てで咲かしましょう
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