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終電
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作詞 ヒロポン |
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乾きだした雨の跡
光が残るホームで
日常が流れたまま
知らない虫の鳴き声
サイレンが通り過ぎた
当たり前のように流れる時間の中
雨が降りだすこの街の中
みんな同じ雨を被ったままで
傘を差しだす 鞄で雨避け
タクシーを止める行列 雨を待つだけ
騒がしい鼓動の音
リズムがばらばらで
日常を乗せながらまた
聞こえた電子音
厚化粧をしながら
当たり前を創り出す空間の中
ドアが開くホームの前
行き交う人が交じり合って
外へ出る 中に入る
空いた席を譲り合ってる
闇が照らす帰り道
鼻歌が響く 響く
雨が降る この街で
みんな同じ雨を眺めながら
交差点 行き交う日常
譲り合った席は明日を乗せる
明日も 日常乗せる
知らない顔が並べられた
電波じゃ 読み取れない
雨が降るこの街で
終電が明日を知らせている
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