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海
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作詞 ヒロポン |
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あの欲望の海で
愛に溺れるあなたは
1人黒い綺麗事を唱えていた
僕は溺れるあなたを見て
1人嘘を呟いてた
誰にも気づかれないようにそっと
垂れる水滴にまだ香りを残し
ここを去っていく羽を伸ばして
ゆっくり流れる波の音が
聞こえないように耳を塞いだりして
足元に伝ってる揺れる水面
フィルムに残したままで
ここを去るの
あの欲望の海に
夕陽が沈んでくまま
照らされた部屋灯したその燈
また誰かが
溺れる様を
1人眺めた遠い場所で
やまない雨の下なぜか笑って
これで良かったという勝手な思想
ゆっくり溢れたいくつもの
水滴の音にさえ耳を塞いだまま
掌に乗せる雨粒も
いつかは海になる
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