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時計
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作詞 なえだひでひこ |
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あなたが帰ったあとの 窓辺に置かれた置き時計
音も立てずに 時を刻み 私のこころを震わせる
音で刻む いにしえからの道具
時を映す 魔法の鏡
灰皿に 残された吸い殻 むなしく
部屋の本棚 心を温めて
あなたの支えなしでは 生きて行けそうもない
あなたがそばにいないと 死んでしまいそう
今日もさみしく 時を刻んで
私の時計は 生きている
あなたの帰りを 恋い焦がれて
ひとりさみしく 待っているわ
あなたと出会うと 落ち着いて からめる腕に腕時計
かすかに動いて 耳を澄ませば 私のこころを和ませる
音で刻む いにしえからの道具
時を映す 魔法の鏡
手を取り合って 寄り添い歩く
片隅のベンチ 話も弾む
あなたの支えなしでは 生きて行けそうもない
あなたがそばにいないと 死んでしまいそう
今日も楽しく 時を刻んで
私の時計は 生きている
あなたとの時間を 夢にまで見て
ひとりうつろげに 待っているわ
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