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12月の片想い
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作詞 奏 |
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1)
君の姿が滲んで見えるのは
涙なんかじゃないよ
泣いたりしない
いつしか覚えた強がりだけど
君の前ではなんだか
素直になれるよ
君が僕を忘れないように
時々「好き」って言っていいですか?
笑ってくれて構わないよ
いつもの調子ではぐらかせていいからさ
高層ビルの隙間を抜ける北風だけが
僕の身体を抱きしめるんだ
かじかんだ両手に走る鈍い痛みがね
空想から現実に引き戻すよ
どれだけ探しても君は居ない
そんな当たり前の亊解ってる
どんなに恋しても君は居ない
遠い空の下元気でいて下さい
人が人に恋をするのは自由だけど
そこに見返りを求めてはいけない
どんなに寂しくても悲しくても…
それでもいいんだって決めたんだ
2)
僕の瞳が潤んで見えるのは
涙なんかじゃないよ
泣いたりしない
かけひきなら割と得意だけど
相手にされてないんだ
独り芝居なんだ
諦めたら終わるだけの恋
引きずるだけの価値などありますか?
答えなんか解らないけど
人を好きになるのに理屈はいらないんだ
鉛色した空が僕を潰そうとするけど
そんなに弱くないさと笑う
コンビナートの夜景が海を照らして
此処に君が居ればよかった
精神論で語るなら僕は馬鹿だ
哲学者の語る恋の定義は何さ
そんなのどうだっていいのさ
世界の片隅で好きだと叫ぶよ
人が人に恋をするのは自由だけど
そこに見返りを求めてはいけない
どんなに寂しくても悲しくても…
それでもいいんだって決めたんだ
人が人に恋をするのは勝手だけれど
それで相手を苦しませてはいけない
自分の想いだけを身勝手に押し付け
独りよがりになってはいけないんだ
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