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シトラス
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作詞 runa |
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ふわりふわりこの空間に漂う
君の好きだったシャンプーの香り
私が買ってきたはずなのに
結局2人の共有になってた
こんな街中で出会うと思わなかったよ
持ち主が君かはまだわからないけど
あの日部屋の扉後ろ手で閉じた朝
思い出も香りも柔らかな髪の毛の感触も
ぜんぶそこに置いてきたはずなのに
またあの日に心が戻る
くらりくらり全神経に沁みわたる
君の好きだったシャンプーの香り
それはまるで麻薬のように
目眩を起こしそうだよ
あぁどうしよう蓋をしたはずなのに
思い出たちが 感情が溢れ出す
陽の当たる暖かい窓辺でいつも二人
読書をするのが好きだった
本をめくる音と肩にかかる髪の擽ったさ
全部ぜんぶ過去の話
あの日部屋の扉後ろ手で閉じた朝
思い出も香りも髪の毛の柔らかな感触も
そこに置いてきたはずなのに
また心があの日に戻る
もう消えてしまった甘いシトラス
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