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『バラードの夜』
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作詞 Tom Kammar |
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何もないフリ出来なくて
思う様にいかないもんだな
太刀打ち出来ないくらい
力任せのさよなら
探してたのに
気の利かない何処かで
聴いた様なフレーズに
幻に溺れた
台詞が宙を舞う
始まってもいないなんて
洒落たジョークだね あぁ皮肉だね
裏返してるその言葉
張り詰めた空気溶かしてく
その影が消えていく
何も知らないでいい人
だなんて氷の言葉刺さる
際どいポジション無理を
して笑ってたんだね
聞こえないフリ
壁の落書き無理に
消した様に不自然な
煉瓦壁 街灯の
明かりが揺れている
振り返らなくてもいつか
こうなる様な予感がしてた
退屈してた暮らしに
ほんのはずみで二人の距離
近付いて遠ざかる
誓いとか何もなくて
ただ恋人という響きに
満足してしまっていた
隠し事苦手だけれど
誰にも気付かれない様
ふたりの未来描いてた
始まってもいないなんて
洒落たジョークだね あぁ皮肉だね
裏返してるその言葉
月に混じってぼやけていく
その影が消えていく
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