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『影踏み』
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作詞 Tom Kammar |
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月明かりの下
薄く浮かんだ影を
求め追い付く刹那
雲が月隠し消えてしまう
隠れた光も影も
いつまでも現れず
至極儚い明かりさえ奪う
月の障りよ
ねぇ此処にいるよと
声にも出さずに
どうして見付かるというの?
闇雲に探しても
見えない宵の下
手にしたライターの灯りなど
すぐに吹き消されて
姿見せぬ下弦の月
一体何処にいるの?
いつの間にか探してた影より
光を求めてる
羽を広げた
蝶々が飛び立った
今風よ吹かないで
せめて次の宿り場着くまで
ヒラヒラと羽ばたいて
ゆっくりと飛び廻る
あまり遠くまで行かないでいて
行けないよきっと
ねぇ何処まで行くよと
伝えもせずに
どうして飛び去ってしまうの?
闇夜でさえ映える羽は
しがない世の中で
生きていく為の手段なの?
鳥にも直ぐに見付かるよ
教えてよ鱗粉の
跡を辿れば良いの?
それともここで待っていればやがて
見付けてくれるのか
闇雲に探しても
見えない宵の下
手にしたライターの灯りなど
すぐに吹き消されて
姿見せぬ下弦の月
一体何処にいるの?
いつの間にか探してた影より
光を求めてる
闇に目が慣れても
夜明けが近くても
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