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その手にしたものを
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作詞 Tom Kammar |
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溢れる程に零さぬ様に
両手いっぱいに掬い上げて
そっとそっとゆっくり慎重に
何度も何度も繰返し移す
この器は満たされぬまま
カラカラになる渇いていく
漏れて無くなる僅かな隙間
ボロボロになる蝕まれて
侵されていく知らない間に
街降る不純の雨粒集めても
Good night of moonlight
月の光受けてじっと待って
機械を逃すこと無く
Good night of moonlight
次目覚める時はきっともっと
うまくやれるはず
卑しさで惑わされないで
誘惑に惹かれて
嘘も罠もまだ知らない
君のその小さな手で
呆れる位無くさぬ様に
力いっぱい握りしめた手
そっとそっと開いて見せて
いくつもいくつも集めた欠片に
傷付いた掌で何を掴むの
段々と癒えていく
消えて無くなる痛み跡残し
じりじりと追い込まれて
やがて訪れる望まぬエピローグ
蔓延る矛盾のルールに縛られて
Good night of moonlight
月の光受けてじっと待って
機械を逃すこと無く
Good night of moonlight
次目覚める時はきっともっと
うまくやれるはず
偶然を待ち焦がれないで
刺激に狼狽し
陽は昇りまた朝は来るから
空の器は捨てて
別のを手にすればいい
出来た傷は忘れて
その次に備えればいい
何度でも不純の雨にあたっても
いくつもの矛盾のルールは無視しても
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