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たったひとつのもの
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作詞 漆黒ノ百合 |
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1
聞こえてくる音、雑音
一定なリズムを叩いて
僕の胸叩いて 叫んでいる
この世にたったひとつ、僕の味方
忘れるはずもないけど
必死に教えてくる
息の仕方、夢から醒めてしまう
嫌う事で主張してる
僕の存在肯定を疑うのは
他でもない僕で、後ろめたい
そんなに動かなくたって
「わかってるって!」
僕は僕に否定されているようだ…
どれだけ涙を流しても
また泣きそうになってるよ
これだけの痛みを受けても
なんともないのかい?
君は強い人、僕の味方
誰に、僕にどれだけ蔑まれたって
鼓動を止めない
嗚呼、また救いだしてくれる
2
少し弱くなる音、静けさ
現代エゴイズムを認めて
人の性(さが)認めて 沈んでいる
この世にたったひとつ、本当は敵
忘れた頃に話すと
小さく返してくる
夢の見方、現(うつつ)から醒めてしまう
嫌うだけで成立してる
僕の存在否定を疑うのは
君の他にいなくて、後ろめたい
「そんなことないよ…」だって?
「大丈夫だ…」って?
僕は僕に否定されているようだ…
どれだけ君を苦しめても
また助けようとしているよ
止まりそうになってても
救えやしないんだよ
僕は弱い人、君の敵…
誰に、君に頼まれたって
思想を止めない
嗚呼、もう投げ出そうよ
雑音が遠退いていっても
ただ動かず、目を閉じるだけ
外から「戻れ!」って
叩いて呼べるのは僕じゃないんだよ
どれだけ僕を否定しても
どうしても伝えたくなったよ
どれだけ辞めたくなっても
叩いて醒ましてくれる
君は強い人、僕の味方
君に、何も出来なくても
この一歩踏み出して
震わせて応えるよ
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