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Cigar & Lip
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作詞 漆黒ノ百合 |
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1
火をつけた先に
あなたは消えてしまった
黙々と続く煙は
私に説く戯れ言と同じ
永遠はない
気づく私に気づく
傷ついてどうするの?
火の不始末をした
あなたのせいでしょ?
うんざりとか
あっさりした理由を残した
受け皿は灰色の山
まるであなたの色ね
嘘と煙を吐くあなたの
唇が恋しい時もあった
時はもう満ちていて
待ち焦がれてたよう
愛を謳っても 私を語っても
その舌は違うこと言いたそう
煙に巻くのが遅すぎたのよ
最後の一本と一緒に
私の事も消してしまってよ
2
火をつけてしまったら
後は燃えカスになるだけ
淡々と積む言葉は
私に届かない事と同じ
敬遠でしかない
気づくあなたに気づく
傷ついたフリするの?
非の不始末をして
同情は無いでしょ?
あんまりだと
がっかりした私の顔見て
次の一本に手をつけた
まるで使い捨てだね
色も恋も吐くあなたの
唇が疎ましいなんてね
時が停まり過ぎていて
痺れを切らしたよ
嘘を謳っても 真を語っても
その舌を信じていたかった
煙に巻くのが遅すぎたの
最初の一本目みたいに
私にも嬉しそうにしててよ
吸い終わった唇は
続けて私の名前を呟く
煙に塗れた 灰に塗れた
あなたが用意した
ガラスの靴は私の足には
小さ過ぎたみたいだよ
何を謳っても 何を語っても
その舌は灰色に染まってて
煙に巻かれてあげてるのよ
最後の一本と一緒に
お願いだから忘れてしまってよ
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