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水
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作詞 索引くん |
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どうしようもないくらい残酷で
手を差し伸べてもすり抜けていく
失くしたくないと思うけれど
僕の手じゃ足りなかったんだ
どうしたいのと君は言うけれど
どうしたいんだろうとしか言えないんだ
きっと僕は偽善者で
できもしないことを夢見ている
水が流れていく
流れは緩やかだけれど
日に日に早くなっていくんだ
いつかはわからないけれど
僕は消えてなくなるのだろう
何かを残したいと僕は言うけれど
君はもういなかった
水の中で光っていた
手を伸ばそうと思ったけれど
眩しすぎて目を塞いだ
光は僕のはずなのに
とっくに零れてしまったんだ
何かを残したいと言うけれど
100年くらい足りなかったね
水を零さないようにできたなら
僕は幸せだったんだろうか
水を零さないようにできたとして
僕は幸せだったんだろうか
よくわからないけれど
僕は僕であれただろうか
君の目に映る僕は
僕であり続けられただろうか
妄想でしかないけれど
君の水を救えたなら
もっと幸せだったと思うんだ
仕方ないことだけれど
僕は君を愛していたよ
水が流れなくなっていく
光は地面に零れてしまった
もう僕には何も無いから
君たちが幸せであることを願うよ
水が流れていく
流れていく
流れていく
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