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ラブソングのつくり方
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作詞 玉露煎次郎 |
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歌詞カードからこぼれた言葉が
君に一番伝えたいことだったかもしれない
格好ばかりのフレーズに振り回されるばかりで
もう何も伝えられなくなりそう
本当は一言で済むことかもしれない
だけど簡単に終わらせたくないんだ
独りよがりに思い募りこじらせて
こんなに面倒なことになっているんだ
ラブソングのつくり方 今もこれからも多分ずっと分からないまま
君を思い焦がれる時間だけが延々と過ぎ去っていく
アーティスティックな表現よりも
ありふれた言葉が君に届くのかもしれない
セオリーや法則に当てはめるのに夢中で
君のことが見えなくなってしまっているんだ
駆け引きとかタイミングとか自分のことばかりで
それは恋をしてると言えるだろうか
100万年眠らせた思いよりも、
正面切った一瞬がきっと嬉しいはずさ
ラブソングのつくり方、僕は何も君の事を全く分からないまま
君を好きでいるだけの時間は段々と少なくなっていく
「大好き」って言葉が頼りないのは
君と向き合うのが怖いからかもしれない
メロディに乗って虚勢を張らないと
もう何も言えなくなりそうで
空回りしたっていいじゃない
たとえ嫌な顔されたって
君を思い紡ぐ時間が
僕を男にするよ
ラブソングのつくり方、分かったふりしてやっぱり分からないまま
僕の恋が動き出す時間が着々と近づいていく
辻褄を合わせるようになら
君への思いを並べられるかもしれない
カタチにするのは難しいけど
この気持ちは本物だから
洒落た振舞いはできないけれど
最後まで聴いてもらえませんか
運命とか赤い糸とかそういうんじゃなくて
ただ、君を、もっと好きになりたいんだ
ラブソングのつくり方 一生かけても絶対ずっと分からないまま
これからも愛を学ぶ時間は悶々と続いていく
ラブソングのつくり方 答えが無いからもうずっと分からないまま
ラブソングのつくり方 それでも必死にずっと考えていこう
ラブソングのつくり方 何故知りたいのかすらもう分からないまま
ただ君への思いの積み重ねが
煌めき色めき輝き轟き爆発したんだ
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