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イヤホン
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| 作詞 iroha |
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夕日はもう少し
オレンジ色のが好きだな
そう言って笑う横顔に
触れたいと思ってしまった
近いはずなのに
誰よりも遠い気がして
君の眩しいくらいの笑顔は
いつも誰かの為のものだった
もう少しつけてていいかな
君の聴く曲は大体好きなんだ
上がる心拍数と体温を無視して
平然装って別にいいよって
ありがとうってその笑顔だけで
何もかも全部どうでも良くなるなんて
言えるわけない言えるわけがない
強がりで怖がりでどうしようもない
危なっかしい足取りも
無邪気が過ぎる声も
腕を引いたときの照れ笑いも
僕だけのものにしてしまえないかな
近づく勇気なんてさらさらないけど
あの日半分こしたイヤホンの片側
僕らだけの景色に臆病な恋をした
溢れて零れ落ちた行き場のない「好き」は
君の左耳に流れる世界に呑まれた
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