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かぞく
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作詞 mKn |
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どこから来て
どこへ行けばいいのか
よく分からなくなっていた
ずっと大切にしたかった記憶
いつのまにか
自分のものではなくなっていた
そんな毎日を繰り返した
尖ったものや
ひどく汚いもの
キラキラと美しいものや
儚く消えていくものを
ただぼんやりと眺めていた
そしていつの日か
一緒に居ても
確かに感じていた
絶え間ない孤独と
心を埋める寂しさ
あの日あの時
それはずっと前から
確かにそこにあったもの
暗い部屋の中
静まり返る
聞こえてくるのは
自分の吐息だけ
嗚咽を漏らすことは
出来ないでいた
君の笑った顔
怒った顔
悲しい顔
頭の中で溢れそうだけど
抑えていた訳でもなかったけれど
忘れなくちゃいけないと悟った
だから、さようなら
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