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月蝕
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作詞 飛燕 |
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陽の光隠された寒い夜に 夢は砕けひと欠けになる
涙の軌道は少しずつ影に消え もう見えない
予告なしに失われていく様を 見届ける勇気はない
時の螺旋に揺らぐ情は あらかたの摂理を超えた
太陽の匂い聴こえるまで
蘇生の時を焦がれ続けて
終わりが来るのを信じて待っている
どれほどの時が流れ来るのだろうか
一夜だけの幻がどんな結論を呼寄せようとも
この呼吸のリズムは変わらない
次はどんな姿を見せてくれるかい
忍び足程度に地軸回転進め 淡泊なグラデイション彩る
尺度の取り方が定まらないが 動き続けた
太陽と地球と月との間に築かれたホライズンに導かれ
終わりが来るのかわからない時が過ぎ
長い闇が僕に鬱蒼を与えるだけの空間
影から完全に出た瞬間をイメージする だから
この呼吸のリズムは変えさせない
気温変化に惑わされたとしてもずっと
太陽の匂い聴こえるまで
蘇生の時を焦がれ続けて
終わりが来るのを信じて待っている
どれほどの時が流れ来るのだろうか
一夜だけの幻がどんな結論を呼寄せようとも
この呼吸のリズムは変わらない
次はどんな姿を見せてくれるかい
ゆるやかに蝕まれていく軌跡 月が座標で交わった奇跡
追いかけて 刻まれ続け
次の朝が昇るまで 呼吸のリズムは変わらない
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