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スノードーム
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作詞 飛燕 |
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缶コーヒーと煙草の匂いが重なった
貴方を知るたび切なくなる
儚い笑い顔を永遠に焼き付けたい
写し箱の中に閉じ込めておきたい
その中でずっと踊っていてほしい
5月にもなるのに
マフラーを解こうともしないね
常に震えている
どこか心の寒さに気を取られていたかな?
俯く顔を見せないままで
無邪気な顔が呼び起こされる
舞い踊る
その部屋で
いくつもの情念に絡まり
君と歌う君と繋ぐ
ひとりだと思っていたけど
灯された
そんな瞬間の歌
しわくちゃのフレイムに零れる雫
車の翳に隠されている
ふと見た寂しさに胸を疲れた気がした
もう少し気に留めておきたい
賑やかな香りに包まれていたい
つまらなそうな顔してる
それでも瞳は違う方向に向いてる
そよ風が肌を突っ切るようだ
砂を抱く風に乗って飛んで
自由な翼が独りでに歩き出しそうさ
舞い踊る
その部屋で
いくつもの情念に絡まり
君と歌う君と繋ぐ
ひとりだと思っていたけど
灯された
そんな瞬間の歌
舞い戻る
この街は
ありあまる富を遺して
君を思う君に触れる
ひとりを憂いている分だけ
貫くよ
それだけで溢れた
傘を貫く豪雨のはじまり
雪融けを写す
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