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空を見つめる
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作詞 新田拙 |
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あの日立ち止まった
広い冬空のように
私はあなたの声を
待っています
あなたが語りたくて
胸の中に仕舞った
昔の話をよければ
いつかの空は
長い影を投げかけ
ひとつ旅は終わりを告げました
いつもどおり朝が来て
目を細めるあなたは
自分の部屋が落ち着かない
深呼吸をひとつして
自分の世界と見つめ合う
それは遠い昔のこと
でも今も思い出せる
あなたの背中をあなたが
見つめている
誰かに語りたくて
だけど話してしまったら
忘れてしまいそうで
それならばそれで
あなたの風景は
あなただけのものにしておこう
レコードの針を上げると
外からは鳥の声
もうすぐ春が来るのでしょう
街中で見上げる
狭い空と見つめ合う
いつもどおり朝が来て
目を細めるあなたは
あの日の空を夢に見ていた
深呼吸をひとつして
自分の世界と見つめ合う
狭い空と見つめ合う
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