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これからどうしよう
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作詞 新田拙 |
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きょうもまたむやみに時間を貪って
思い出にならない一日を親指で潰した
漏れたオイルが川を流れて
垂らした糸をそっと泳がす
もうすぐいつも通り夜が来るはずだから
空に向かって指をさしてバツを描いた
漏れた吐息が空を流れて
何も言わずに宙を眺める
目の前に続く退屈はコンスタンス
何もしなければいつものことで
じっと待っている
この前より少し夕暮れは遅れたみたいで
思い出にすれば美しい景色なんだろう
溶けた思いが街に流れて
ダクトの排気に混じりなくなる
見上げた声のするほうは
黄色い旗の向こう側
ここから先はどこへ向かえばいいの
何も起こらない街に溶け込めず
歩き出そうとしてる
目の前に続く退屈はコンスタンス
歩き出した僕の隣を
自転車が追い抜いた
ここから先はどこへ向かえばいいの
自転車を見つめ僕は
もうそこから歩けない
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