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夜の中へ
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作詞 新田拙 |
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夜中に目が覚めて家を出る
わけはないけど
あてもなくさまよう姿は
どこも見ていない
どこにいても僕には居場所など
ない気がして
夜の闇の中に飛び込んだ
空に映した月が頭を照らす
誰か妄想だったらいいのにな
誰かの嘘だったらいいのにな
夢の途中なら目が覚めてよ
行き場のないものを詰め込んだ
箱になって
僕はぎくしゃくとぎくしゃくと
そこを歩いている
いつからこうして夜に
さらわれたんだろう
足を引くものが僕を呼ぶ
空に映した月が頭を照らす
誰か妄想だったらいいのにな
誰かの嘘だったらいいのにな
僕の後ろで僕の目が光る
空に映した月が頭を照らす
夜が僕を呼んでいるから
僕を連れ去ろうとしているから
真昼の僕の悪い夢の中へ
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