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いつか迷子になっても
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作詞 新田拙 |
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絡まりあって生きているのは居心地が悪い
丁寧に織ってもらって生きたい
折れた矢印は四方八方に向かい
最終着地すれば元のままの方向を向いてほら
いつか僕が迷子になっても
最初から誰も知らない人
ハッピーエンドはもう望んではいないけど
冷えっぱなしの手は何かを忘れている
雨降り空に向けた傘の先が光って
濡れた顔を少しくらませた
割れた心と心はそのまま置いていって
忘れたままでふたりは老いていって
いつか僕が迷子になったら
最初から誰も知らない人なんて
ハッピーエンドはもう望んではいないけど
冷えっぱなしの手は何かを探している
絡まりあって生きていると思っていた
ただひとつの糸くずが風に吹かれた
僕はなににも使えない
くしゃくしゃのままで
迷子のままで
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