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海
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作詞 ゆー |
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君の長い髪がまっすぐに落ちて
僕の肩に触れた
見上げると揺れた瞳が
瞬きして
僕の指の節が耳の裏に触れて
海のような音が
君の中に移っていく
頬を寄せて
くすぐる耳鳴りが
音じゃなくて響いて
喉の奥痺れた
髪が擦れる
こんな時にだけ
好きだよって言うのはずるいのかな
ねぇ何を思ってる?
目を閉じた奥で
君の肩の色が部屋の灯を写して
なだらかに歪んだ
目の中に星が光って
息を潜めた
君の背を包んだ僕の手のひらが
ここに沈みたくて
寂しくて甘える様に
熱にうずめた
乾いた海の音が
寄せては返す様に
胸の隙間埋めて
痛みが甘い
こんな時にだけ
好きだよって言うのはずるいのかな
ねぇ何を思ってる?
目に滲む奥で
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