|
|
|
ヒーロー
|
作詞 ゆー |
|
カチカチと歯の鳴る音
乾いた唇からは白い息
カラカラと落ち葉が舞う
傾いだ横顔からは分からない
ゆらゆらと雲間の月
吹くのは冬を呼び込む冷えた風
ふらふらと歩いている
丸まる背中の影は君なのか
また無理をして笑ったのか
また人事ばかりを整えて
君は君を蔑ろにし過ぎだよ
もっと逃げていけばいい
そして泣くのなら
どうか僕の側に来てほしい
チラチラと星の降る夜
星より光る瞳で泣いていた
クラクラと夢の中で
引き寄せ僕が守ると言ったのに
また誰の為怒ったのか
また誰かの悪意を見逃して
君は君をもっと大切にしてよ
もっと甘えてほしいよ
ふっと笑うなら
どうか僕の側でいてほしい
ふわふわと光の中
微笑む頬の産毛に触れ合おう
温かい屋根の下で
他愛もない話をしていようよ
また君は泣きながら笑うのかな
また誰かの思いの味方して
僕は君をもっと大切にしたい
あまり無理はしないでよ
そして休むなら
どうか僕の側でいてほしい
|
|
|