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セパレート
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作詞 ゆー |
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右手の浮き輪が一緒に跳ねた
波打ち際まであとイチメートル
セパレートタイプの花柄
ペディキュアの水玉
日焼け止めの白い肌
砂浜で熱いとはしゃいだね
キラキラつま先浸って跳ねる
寄せては返した揺れてるフリルは
ひらひらと波間の隙間に
浮き輪に乗せていく
水に濡れただるい午後
透けた海魚が揺らめいた
夏の思い出
ビーチサンダルすり抜けた貝殻
海の水の塩味
淡いシーグラス
波しぶき連れて行って
ペディキュアの足元に涙落ちて光った
砂の上に落ちた
お尻の砂粒払って僕を
振り向いて笑う笑顔イタズラで
「楽しかった?」なんて早いよ
まだ夏はこれから
日焼け止めよりも熱く
クラゲより強く焼き付けてよ
夏の思い出
ビニールバック残された砂粒
跳ねる君は水色
それに空の色
波しぶきさらわないで
水玉の足先がくすぐられて笑った
波の中で揺れた
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