|
|
|
熱波
|
作詞 ゆー |
|
しびれた指先絡む砂
ぼやける意識に足を取られて
涙も流せず痛む胸
きしんだ辺りを押さえ付けても
夜が明けない
鈍い痛みと微熱の続く闇を
夏の熱がまだ冷めないで吹き抜ける
悔しいんだ何も残せない
そのままで消えていくことが
まだ終わりじゃないだろう
濁った目にも光は揺れるさ
宛もない闇を照らすのは
欠けた月だけじゃない
黒く寄せる海に橋を掛けた
もう忘れたさ意味なんて
呼ばれた気がして振り返っても
さらう波だけ
ひどい痛みで憧れ焦がす夜に
胸の熱はまだ冷めないでここにある
悔しいんだ何も守れない
そのままで消えていくことが
まだ始まったばかりだろ
滲んだ目でも光を捕らえる
頼りない夜を終えるのは
欠けた月だけじゃない
寄せる波遥かに時を待つさ
まだ終わりじゃないだろう
濁った目にも何かが揺れるさ
蓄えた闇を放つのは
欠けた月見ていろよ
黒く寄せ海にも橋をかける
|
|
|