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蜃気楼
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作詞 ゆー |
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酷く焼かれたアスファルト
素足のサンダルも焦げて
焦れったい思い出の
目眩揺らめいた
喉に落ちてく炭酸が
つかえた面影を濡らす
せせらぎの波遥か
やけに澄んだ夢
焼く日差しは偽物の水面揺らして
銀色に逃げていく夏の憧れ
遠く遠くまで逃げて
懐かしい君の瞳にも
いつかと同じように
映ればいいのに
泳ぎ疲れた日曜日
黄色のかき氷溶けて
唇を染める色
触れて確かめた
子供みたいな夏休み
終わりには切なくて
水着の跡みたいに
消えていかないで
焼く日差しに偽物の面影探して
煌めいて逃げないで夏の恋人
寄せて返す波さらう
サンダル抜ける砂のように
この手に届く距離に
映ればいいのに
焼く日差しは偽物の水面揺らして
銀色に逃げていく夏の憧れ
遠く遠くからおいで
懐かしい君のシルエット
幻にできないよ
残ればいいのに
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