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迷子
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作詞 ゆー |
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まるで私達は迷子みたいだね
誰に忘れられて来たんだろう
アスファルトが熱に溶けて
蜃気楼に帰り道が消えていく
いつもたよりなくて下を向いていた
セミの声も遠い待合室
乾く喉に冷えた麦茶
扇風機が優しく吹いた夏休み
ここは人が多すぎるね
あなたを見つけられない
迷子のお知らせを聞いて
迎えに来てほしいよ
ほんの少し目を離した空きに
幸せは逃げていくんだね
まるで私達は迷子みたいだね
誰に捨てられて泣いたんだろう
パンくずまいた寂しさを
腐る前に小鳥は食べてくれたかな
はぐれないように手を繋いで
こんなに人がいるのにね
どうしてもあなたがいい
迷子の私を見つけて
かけてきてほしいんだ
どこ行ってたんだよと怒られて
心配させるなと抱きしめて
そうすれば私は帰り道に
泣きつかれてシートで眠るのよ
クーラーの効いたあなたの隣
夢も見ないでぐっすりと
手を繋いで
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