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春の雪
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作詞 ゆー |
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「悲しい」で体がいっぱいだ
頭の上から爪の先まで
もうこれ以上行き場がなくて
口から溢れた
ため息で幸せが逃げるなら
悲しみを閉じ込めたこの体は
どこに行けばいいだろう
「嬉しい」で体をいっぱいに
心の底から身体中まで
もう気付かない振りは止めよう
口から零れた
ため息で幸せが逃げていく
悲しみこの口から吐き出しても
幸せが吸い込めない
あぁ柔らかな君に
触れれば雪の様に溶けて
あぁ穏やかな熱に
うずもれて居られれば
それでいい
守りたい君に守られて
ここに居られてる
あぁ頑なな僕が
触れれば雪の様に冷えて
あぁ同じ様に君に
移ってしまうならば
戸を閉めて
穏やかな君を守りたい
僕の悲しみから
「寂しい」で体がいっぱいだ
心の奥から喉の奥まで
もうどうせなら流れればいい
涙は凍って
結晶になり心に積もった
気が付けば隣に君が座って
ため息をひとつついた
「暖かい」君が言ったんだ
その頬を寄せて指を繋いで
「朝になったらどこに行こうか」
あぁ柔らかな君に
触れれば雪の様に溶けて
あぁ穏やかな春は
僕には似合わないな
それでいい
幸せで君を包みたい
僕にできるなら
あぁ寂しげな君に
触れれば雪の様に柔く
あぁ許されるだろうか
僕らは暖かいな
それでいい?
側にいて君を守りたい
君の悲しみから
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