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時計
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作詞 ゴミ捨て場の猿 |
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今日も日が昇ったね 有難いことだって
笑っているばぁちゃんの顔 斜に構えて見てたな
今日も日は登ったよ あれからだいぶ経った
笑ってたばぁちゃんの顔は霞んでくばっかだな
いろんな人の中今日も縫って行く
あの日と派手な格好だな
ジロジロ見られている
僕らが視線を交わすは束の間
だけれどその目の奥には宇宙だ
私は貴方の見たもの見れないから
少しだけ柔らかく眺めて今日もすれ違った
今日も日が沈んだね 有難み噛み締めて
飲めるようになったビールとキャスターの挨拶
いろんな人の中 誰もが練り歩く
今夜も誰かが当たった
ハズレクジは他人事
時代は目線を合わすも束の間
個性も大事よ でも聞く耳はもっと
なんだよこんなに説教くさい事は
嫌いだっただろ 笑い話に変えたい
今日も日が昇ったよ あれこれ塗り替えられ
動き出す街並み 何も無かったみたい
今日も僕は行くんだよ 個人的足音で
笑ってよ地下鉄の顔 これも勝手なんだな
色んな落とし穴 今日も避けて行く
あの子の萎んだその背中は
誰にも見られずにさ
僕らは路線が混じれど束の間
だけれどその背の奥にはカオスだ
私は貴方の翳りも知らずに
ただ何食わぬ顔で見て過ぎてくだけ
今日も日が沈んでく 誰かが渡してくれた今日が
僕は気付けていない事ばかりで
あくびを一つしてる合間に
人知れずまた一つ
巻かれてく ネジがまた 回ってく
人知れず 動いてる 有り難く
日が沈む
日が沈む
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