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害虫珍道中、中途途絶。
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作詞 ゴミ捨て場の猿 |
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才能がない僕にはない本当にないしょうもないこの脳内
当たり障りも色すらもないそんな言葉ばっか吐き散らし
一人きりのらりくらり騙し騙し足取りはもたつき
日暮らし暗がり孤独に独り酔いおやすみ
もうどうしたら僕に気づいてくれるの?
誰もいないレイトショー
真夏の蜃気楼
悲劇のダンスステップを踏み
やがて連なった音の塊
こんな僕の無意味な日々に
どうか限りない意味をください
って差し出す音楽は報われず
誰かのための歌が愛される
こんな世の中 今の僕には
甚だどうにも苦しいんだ
街灯がない街などない嫌われはしない人などいない
絶対などどこにもない確かに呼吸すらもボヤつき
ゆらゆらり僕はいないもはやそれすら感じはしない
もう どうしたらここ抜け出して飛べるの?
笑われないコントショー
真冬の空模様
終末の待つこの身憐み
やがて重なったエゴの塊
こんな僕の与えない愛に
どうか揺るぎない光ください
って差し出すものすら持ち合わせず
なにを言い出すのあなた何者?
当たり前だよな こんな僕では
いったいどうしてこうなったんだ?
孤独に死んだ害虫が今朝のニュース
真っ黒いそのツヤ
群がってうじゃうじゃ道を塞いでいた
誰もが気味悪がった 忌々しいな
なんの騒ぎだ誰の仕業だ
珍しがった語り明かした
だけど世界はこんな姿じゃ
誰独りその命の消失には気を留めない
さよなら
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