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朝方 、泡沫 、僕らは 。
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作詞 ゴミ捨て場の猿 |
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いつの間にか嵐が消えてて
透き通った空にミントが香る
あなたは優雅に朝焼けに踊る
私は少しだけ口角を上げる
川辺を歩いて
涼やかな青の流れをたどる
気づけば私はここまできていた
せせらぎが生きている僕を教える
ああここから どれだけ続くのだろう
ああこれから どれだけ愛せるだろう
全ていずれ枯れていく それを知ってなお
ここで今息をしていること
こんなに今時が動いていくこと
ねぇ教えてよと投げかけるような
視線を感じた君が首を傾げた
穏やかだ 穏やかな 朝の街
いつの日にか心も枯れ落ち
すれ違った命 ローズの光
誰もが必死にそれだけを目指す
誰もが出来るだけ自分を殺す
路地裏歩いて
華やかな人の流れを避ける
気づけば私は帰ってきていた
暗がりが生きている君を教える
ああこれから どれだけ傷つくだろう
ああ それでも こんなに生きたいんだろう
全ていずれ朽ち果てる それを知ってなお
ここで今僕を続けること
こんなに今君が歩いている音
ねぇ許してよと 響かせた弱さ
自然を纏った君がそれを見つけた
大丈夫 朝焼けの中で
僕らは許し合うために愛し合う
生きていくために灯し合う
消えていくまでは隣り合う
確かめるように手を繋ぎ歩いている
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