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juvenile wonderland
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作詞 ゴミ捨て場の猿 |
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ハロー 調子はどうだろう
朝食の匂いが今日もする
あの扉の向こうを想像して
まだうなされたまま
それでもそのままなんとか動いて
精一杯の虚勢で「おはよう」
ブレックファストのブレットを
口にくわえたまんまで登校
さぁドアを開けたよ
途端に色が騒ぎ出したよ
「おはよう 」あの子の声がして
「おはよう 」なんとなく振り向いた
月曜 迷路のような通学路
下駄箱過ぎれば地獄が待つよ
それなら僕らは野良猫でいよう
あの子の手を引いて走る
港へと
「あの海の向こうへ行ってみよう」とか
そんな漫画のようなことを言って
向かった朝の空に クークー声がした
メロウ 僕らは陽炎
ティータイム 用意はもう出来てる
あの絵本の続きを想像して
ただほだされたまま
「これでも私はなんとかここまで
精一杯の呼吸繋いだよ」
色付く海辺の波の音
耳に泳がせ君が言う
あぁドアが開いたよ
途端に色が溢れ出したよ
「僕も」アイツの声がして
黙ってろ なんとなく塞いでも
遅いよ 君に見つかったほんとの色
「そのドア閉じても苦しいだけよ
こんな私でもともだちでいるよ」
彼女の音聴いて 見えた
光る色
「この空の裏の星で暮らそう」とか
そんなバカみたいなことを言った
吸い込む春の陽気 スースー音がした
あの子の腕の中
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