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caught coat
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作詞 ゴミ捨て場の猿 |
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真白い雪を撫でるように滑った
泡のようなその白いコート
スカイツリーが朧に霞むくらいに
あの場所が光っている
未だ
あなたの出す音符全てが
僕にとって大事だった
だから少し盲目だった
あなたが作ったサーカステントの中
いつも馬鹿みたいにはしゃいでた
可笑しいねと 浮かぶ笑顔
君の価値を 学ばせる授業
その教壇の ど真ん中で
臨時講師が 得意すぎたなぁ
君は今じゃ遠く離れた
どこかの誰かと笑ってんだろうなぁ
僕じゃとても不釣り合いだった
シーソーの上で君を痛めつけていた
僕が浮かんでいるばかりだった
君は重い愛情で曇り空
もはやパンク寸前だったのに
気づけないなんて
殺しても良かったのに
今僕は公園のど真ん中
枯れた草原のボロいベンチの上
小汚い服を着て待っている
何かを 誰かを
君は今じゃ遠く離れた
遥かな彼方で笑ってんだろうなぁ
あのさもしも暇になったら
コートの泡を僕にこぼしてくれ
僕は浮かんでみたいだけだった
なのにあんな大層なラブレター
君よどうかお幸せに
小汚い過去は
落としてくれ あの泡にのせて
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