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ナイトメア・クリエイター
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作詞 ゴミ捨て場の猿 |
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さよならがやってきた
あれは午前5時か
夕焼けみたい 朝日が
やけに熱く光る
幸福を逃した
淡い笑い声
霜焼け起きた手足が
やけに熱く痛む
君の手の温もりは
春の花びらのよう
優しくて暖かくて
眠気に苛まれ
前に進む強さは
その中にあったよ
眩しくて柔らかくて
眠気を思い出した
その笑顔 それだけが
僕の手足だったよ
これは嘘ではないよ
僕は脆い生き物
君は夢を見ていた
僕は夢に溺れた
今じゃ遠い諸々
僕の手はしなびた花
今にすぐに消えそう
虚しくて何もなくて
眠気に身を任せ
未来照らす幼子は
君の瞳(め)に見てたよ
飛べそうな気がしていた
あの日を思い出した
その笑顔がなければ
ぼくは赤子だったよ
なんで忘れてたのか
ぼくは所詮与太者
君に夢を見せてた
今じゃ淡い朝日よ
遠いよ 遠いよ 遠いよ 遠いよ
思いよ届けと 歌うぼくをこの距離が
笑うよ 嗤うよ めちゃくちゃに歪んだ顔
なんだよ わかってるよ
ああ 遅かったよ
さよならがやってきた
あれは午前5時か
夕焼けみたい 朝日が
今も熱く揺れる
けれど時は進む
いずれそれすら消える
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