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光合成宣言
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作詞 ゴミ捨て場の猿 |
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ついさっきまでいったいどれだけ
生まれて殺してきたんだっけ?
ってことばっかで頭パンパン
もう息止めちゃいそうだったけど
もうどうでもいいでしょう?
って今思えてるの なぜだろう?
隣で笑っているあなたの
その鼓動のどこにでもある幸
たとえ話でもしてみようか
冤罪で捕まった老人が
「獄中で寿命終える」とうな垂れたまま
迎えたその黒い夜中
なんの前触れもなく突如解錠
言わずと知られた姫様登場
それは憐れみかなんだか知らんが
もうどうでもいいわしゃ助かった
それで連れ出された街中で
なんでもない普通の街並みへ
向かった彼の目が見た風景
もはや用無しだよ鑑定士
そんな様な心持ち
簡単にいやぁ棚から牡丹餅
ああ言葉遊びも楽しいし
君がいれば僕はもう金持ち
さぁ盃 挙げて 騒げ 世界
恋って言葉に殺されるほどに
ぼくの胸に常に走る痛み
その痛み餌に息をしては飲み込み
どこまでも君と飛びたい
ふわり あの日見た蝶の様に
君に見た闇 あの日の怒り
真っ青な海 照り出した月
部屋で凍えたあの日の二人
そんな全てがどうでもいいや
君の笑みが 今ここにあれば
愛って言葉に殺されていたい
ぼくの日々に常に光る「意味」
その光餌に光合成していたい
いつまでも君の隣に
居たい ゆらゆらり花の様に
たとえ酸素がなくなったって
ぼくが作ってみせるから
冗談なんて言わせないさ
本気で仕立て上げるんだ
だから今のまま隣で
笑っていてずっと夜まで
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