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春のひとりごと
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作詞 すずの |
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雪解け 大地の音
そっと耳を澄ませば
感じる 春の息吹を
やがて 咲くために
小さな芽を出す
命が輝いて見える
長い雨が降っても
真っ直ぐに空見上げ
探すよ 眩しい光
いつか 咲くために
背筋を伸ばして
挫折から 目をそらしてた
雨上がり風が運ぶ空気
優しい香りただよえば
全て無かったかのよう
今の私には
ただ 日常の幸せが 尊い
あの空 流れる雲みたいに
時に定めに 身を任せよう
永い路の途中には
どうにもならぬ事もあり
少し 気楽に生きてみよう
季節が巡れば
吹く風も変わり
雨が上がれば 陽は射して
大地が命を育むように
胸に沁みついた悲しみは
そっと 詩に綴れば
少しは 優しく
生まれ変われた気がして
また 生き抜いていくよ
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