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マグカップ
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作詞 333 |
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なんだか寒いとあなたが言うから
コーヒーを飲んで一息いれる
互いの気持ちをはかる目線が
何気ないふりして宙を浮いてる
私が落として割れたマグカップ
二人で選んで買い換えたけど
あのとき刺さった破片がまだ
残っているような気がしてる
誰かが言ったことで誰かが笑う
湯気みたいに消えるこんな些細な幸せを
あの日の傷みたいに留めておけたら
寒い季節もいつかは終わる
時が流れていくように
二人で飲んだコーヒーの味も
さっぱり忘れちゃうかもね
あなたのいない部屋で一人
眠れなくて午前一時
カーペットのシミを見ながら
消そうかどうか迷っているの
私が言ったことであなたが笑う
いつもはすぐに消えるあんな些細な幸せが
あの日の傷みたいにまだ残ってる
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