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夕暮れ、内緒の詩
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作詞 詩書 |
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すぐそばで声を感じる。すぐそばで君を感じる。
そんな小さなことが、僕には大きかった。
笑った顔が好きだった。怒った顔が好きだった。
泣いてる顔が美しかった。オレンンジの綺麗な長い髪、涙が流れてた。
どんなに願い望もうが、どんなに泣き叫ぼうが
こんな汚い泣き顔じゃ、神様もきっと答えてはくれない。
夕暮れの空が好きだった君。
あの日、いつもの夕暮れ、オレンジに染まる君の横顔、初めて君に見とれました。
幼馴染。この言葉を恨むなんて、考えてもなかった。
僕の中で君の想いが大きくなる。夕暮れの贈り物。
君に笑って欲しくて走った。君の笑顔に会いたくて。
君と話したくて走った。君の声が心地よく響く。
とまらない思い伝えたくて、けど君の前ではいつも臆病なんだ。
散歩に出かけた日曜日。青い空が僕を勇気づける。
苦手なファッション、おしゃれな君と並んで歩くため
苦手な電話、緑が繋ぐ二人の時。
君に恋して知った愛の意味。心の余裕はどこにも無い。
ふと、君を感じた夕暮れ時
オレンジの髪を揺らす君。綺麗な涙が濡らしてた。
君に笑って欲しくて走った。君の笑顔に会いたくて。
君と話したくて走った。君の声が心地よく響く。
とまらない思い伝えたくて、けど君の前でいつも臆病なんだ。
君の涙の訳知りたくて走った。僕の心が痛むから。
君に僕を届けたくて走った。君は一人じゃないから。
とまらない想いが増していく。今も臆病に勝てなくて。
君の涙の訳聞きたくなかった。時間よ戻れとつぶやいた。
涙が美しかったのは、心が笑っていたからなんだ。
恋を知って、僕は大人になれました。
恋を知って、僕は素直になれました。
恋を知って、誰かが1番になりました。
恋を知って、涙を知りました。
恋を知って、世界が美しく見えました。
君を知って、生きてる喜び見つけました。
そんな恋を、僕は知らなければよかった。知らずにいたかった。
結婚することになりました。
世界で一番素敵な笑顔で君は言いました。
おめでとう。
世界で一番素敵な笑顔で僕は君に言えたかな。
すぐそばで、声を感じる。すぐそばで、君を感じる。
そんな小さなことが、僕には大きかった。
笑った顔が好きだった。怒った顔が好きだった。
泣いてる顔が美しかった。オレンンジの綺麗な長い髪、涙が流れてた。
どんなに願い望もうが、どんなに泣き叫ぼうが
もうあの頃には戻れない。
僕は、君が好きでした。
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