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PRIDE
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作詞 葉之和 天 |
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一つひとつ積み上げたものが 今、現実になる
言葉以外では伝わらない言葉をいつも聴いていた
目で見ることない遠い夢を 葛藤に任せては哭いた
ありあまる程の日常と引き換えに 僅かな希望を選んだ
「自由になりたい」 幾度と知れず呟いた
前も向けずにただ迷っていた日々が雲間に映る
大切な人 優しい人 いつも側にあったけれど
一生をかけて追い続けられるような 偉い人に
まだ会えなくて 重ねた季節が この世で一番虚しくて
単純な言葉で踏み倒された 僕の夢を抱いてくれた
「迷いなんてなかったらどれ程楽だろう」 自分に背を向け続けても
何も得られるはずないよと 僕に伝えた君が誇れる僕になりたい
あの日の笑い声が今 僕の胸で響いている
無邪気に話す君に僕は何を残せるのだろうか
悲しみの狭間に 喜劇はあると知れど
間違いに気づけず彷徨って 意味もなく孤独に頼った
始まりの歌 終わりの鐘 永久に捧げる詞のよう
只管に追いかけられるくらい 素晴らしいものに
もう会えなくなっても 限りない世界 すべてが誇らしく思えるのなら
不器用なことしか言えないけど 夢は思い描くことに意味があるんだ
時計の針の音が僕たちを焦らせるとしても
君の春が僕の春に変わるその時まで
自分の選んだ道が間違いじゃないと知ったら
挫折や絶望でさえも愛おしく思えるから
今、会いたいよ 未来(あした)の自分に どんな顔で笑ってるかな
ただ誰かに褒めてもらうために 傷だらけになったとしても
まだ見ぬ明日へ 君と歩んでいく 理想に少しでも近づけたかな
今は覚束ない足取りでも 君と目指した夢を見続けたいんだ
誰も知らない奇跡という名の誇りを
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